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カマキリ獲り

六甲アイランドの木にカマキリの卵をみつけた。この島でカマキリが繁殖している事にはチョットびっくり。この人工島に飛行能力の低いカマキリが飛んでくるとは考え難く、誰かが番いで放したんだろう。

小学生の頃、夕方の空き地でススキを探してはカマキリを探していた。オオカマキリ、ハラビロカマキリ、チョウセンカマキリ、コカマキリ、ヒメカマキリ。好きなのはオオカマキリ。捕まえてチョウセンカマキリだとガッカリしたものです。

捕まえたカマキリは、友人のカマキリと闘わせます。子供とはいえ、随分残酷な事をしていました。闘うだけなら良いが、カマキリの闘いで負ける事は死を意味します。

ある日、僕のオオカマキリが友人のカマキリに勝利して、負けたカマキリをムシャムシャ食べた数日後、自宅の籠の中で卵を産んだんですよ。あの例の綿菓子みたいなヤツですよ。籠の柱に産み付けるシーンも当時は感動して観ていました。

問題が起こったのは、それから数か月後です。

朝起きてみると、部屋中がカマキリだらけ・・・・・そうです。ふ化したんですよ。1cmくらいのカマキリがうじゃうじゃ。当然ですが、母が怒りまして掃除機でかなりの数のカマキリを吸い取りました。僕は友達に自慢する為のカマキリを20匹程捕まえて瓶に入れて学校に持っていきました。もちろん、その日のヒーローですよ。

40年前ですよ。懐かしいなぁ・・・・あの頃のみんな元気かな?