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いずれ死に至る人生をどのように生きるか

泣いても笑っても無表情でいても、ひとは必ず死に至る。
小学校高学年くらいから、ずっとそれを意識していた。実は小学5年生の時にどうせ死ぬなら今死んでも同じだろって思って包丁を持って30分くらい腹を割くか割かないかを自問自答した事がある。
結局割かなかったわけだけど、その後トイレの手洗いの鏡を見たとき、ゲイラカイトの目玉のように充血してた。

よく突拍子もない事ばかりする人って言われる。それはどうせ死ぬんだろって思うと、躊躇すべき行動も簡単にやってのけるからなんだと思う。

最近、誠実というワードが頭に過ぎる。ビリージョエルじゃないけども、誠実という言葉に該当する人はいない。誰もが誠実じゃないから、誠実という言葉は言葉である以外の意味がない。でも、年齢を重ねると誠実でありたいと思う自分がいる。それだけで自分の人生は完成したんじゃないかと思う。

誠実というのはそういうものなんだ。