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またマグロのように泳がなければならない時代が来た。

「このままでは、マグロのように泳ぎ続けなければならない。」

それが、僕が起業した理由。雇われエンジニア時代の最初の二年は徹夜ばかりで帰宅することが珍しく帰宅しても始発で帰宅してシャワーを浴びて9時に出勤。その後も徹夜こそなくなったが、残業の多い日々が数年続いた。周りはバブルを背景に派手な暮らしをしていた中、友人達に生活を合わせようと、やれスキーだ!サーフィンだ!海外旅行だ!とがんばってみたが、心底楽しめるものではなかった。
僕が求めていたのは、読書をしたり映画を観たり、ゆっくりと四季を感じるような生活。もっと贅沢に時間を自分の為に使いたい。だったら、独立しかないと思った。

現在は、カメラを弄ったり美術館に行ったりする時間もあり、子供の成長を楽しんでいる。もちろん起業当時はそれなりの苦労も経験したし、マグロ以上のスピードで泳ぐ事もあった。苦労の中でも時間が自由に使える事はとても精神的に良く起業した事を後悔した事は一度もない。

そして今、またマグロのように泳がなければならない時代が来た。

連日大手企業の未曾有の大赤字が発表されている。次の予算は大幅に削られ、そのツケは下請けの中小零細にやってくる。雇用は更に冷え込むだろうし、内定取消も予想される。民主党が悪いとか言っていても仕方がない。やることをやらなければ、この不景気は乗り切れない思う。

今日土曜日、明日日曜日。連日休日出勤し早々と仕事をこなし次の仕事を取りに行きます。