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麻生太郎にもう一度総理大臣をしてもらいたい

我が日本の衰退は加速度を増し、国難にありながら円高が続く不自然な状態が続いている。政府が何もしないからだ。
しかし、現政府が何もしないのは正解だ。民主党政治が動いた際に良い結果を残した事がない。だったら、何もしないで頂きたい。できれば、民主党には早く政権を手放して頂きたい。

どうして、民主党の歴代総理大臣は無能なのか?
色々と考察してみたが、ひとつの現実にたどり着いた。

民主党の歴代総理大臣は、民間企業に勤めた経験がない。市民活動家や松下政経塾から政治家へ進むなど民間企業に籍をおき実利を追ったものはいない。

鳩山由紀夫 大学助教授→政界入り
菅直人 全共闘→弁理士→政界入り
野田佳彦 松下政経塾→政界入り

一般的な日本国民の立場から見ると、ある意味社会に出た事がないに等しい。民間企業で働くことを経験すれば、社会の理不尽さや自身の力の無さ、そしてなによりも生きるためには金を稼がなければならないという事を知るが、彼らにはそんな経験がない。

そんな彼らに国民の利益を追求することができるのだろうか?

自民党にもそのような政治家は多いが、「おぼっちゃま議員」や「二世議員」と散々叩かれた安部晋三でさえ、神戸製鋼に入社しておりサラリーマン時代を「私の社会人としての原点」と言っている。
しかし、体調不良で総理を辞職するような方には二度と総理大臣になってほしくはない。

僕が総理大臣になって欲しいと考えるのは麻生太郎。外交に長け、経済政策も評価の高かった家電エコポイントやエコカー減税、高速道路休日1000円、住宅ローン減税、妊婦検診無料化など。総理離職後も引き続き延長された評価の高い政策を考えた実行した。
しかし、世の中は民主党にやらせてみようという空気がマスメディアから一般人に浸透しており、優秀な成果を残したにもかかわらず自民党長期政権への閉塞感から支持をなくしていった。そしてあの「麻生おろし」という名の退陣要求が与野党内から起こり衆議院解散を宣言し次の選挙で自民党は歴史的な敗北をする。

選挙に負けたのは麻生太郎の評価ではなく「自民党長期政権への閉塞感」だと思う。当時の麻生太郎に対するバシングの内容には、政策に対する批判は一切なかったと思う。高級バーでの飲食や漢字を間違えたなど、取るに足らないことばかりがバシングの対象とされた。

麻生太郎は、政治家の印象が強いが実業家、オリンピック選手だった側面をもつ。実業家としては麻生セメントの社長であり、クレー射撃全日本選手権を22歳で当時日本新記録で優勝しオリンピックに出場している。結果は41位。格好良すぎるじゃないか!
海外勤務経験もあり英語は通訳が必要ないレベルで喋る。

いま民主党の政治がこのような状態にあるが、解散の兆しはなく暗黒時代があと二年続くだろう。国民が選んだのだから仕方ない。我慢しなければならない。あと2年だ。合計四年は時間が止まったんだと考え、もう一度つぎの衆議院選挙では自民党が第一党になり是非麻生太郎に総理大臣として返り咲いて欲しいと切に願う。