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スティーブ・ジョブズ。偉大なるエンジニア。

忙しい。でも書きます。

エンジニアとして尊敬するスティーブ・ジョブズが亡くなった。以前から癌治療を受けていたのは知っていたし、彼の昨今の映像を見ても回復していないと感じていた。時間の問題だと。わかっていたけど、ショックは大きい。

30年くらい前のこと。当時の僕は新しくFM-NEW7を手に入れOS9とF-basicコンパイラROMで簡単なゲームを作ったりしていた。三宮のマイコンショップに出かけてはアメリカからの新しいコードを手に入れ16進数で入力して走らせることを繰り返していた。そんなある日、マイコンショップのオヤジが、捨てるけどいる?と言って貰ったのがAppleとの出会い。多分、appleIIだったと思う。使い古されてボロボロだったが、テープドライブしか知らない僕にはディスクドライブがとても新鮮だった。しかし、コードを手に入れることが難しく直ぐに手放した。

これが僕とappleの出会いだった。当時は林檎のマークが虹色だった。懐かしい話だ。親戚に恵まれた僕はお正月のお年玉で稼ぎコンピュータを買っていた。この趣味だけは友人と共有するわけでもなく、いつも独りだった。
NEC、富士通、カシオ、ビル・ゲイツ、スティーブ・ジョブズには感謝している。釣りと女の子の尻を追いかけるばかりの僕を机に向かわせたのがコンピュータだった。

いま、僕の手元にはiphone4とiPadがある。powebookproも欲しい。そして今、起死回生のiアプリを組む計画中。スティーブ・ジョブズ、僕はあなたの言葉を忘れない。「いつも今日限りの命だと思い挑戦続ける」絶対に忘れない。僕の人生のテーマと似ているから余計だ。

しかし、林檎というのは人類に大きな影響を与えている。アダムとイヴの林檎に始まり、落ちる林檎を見たニュートン、ビートルズのappleレコード、そしてジョブズのapple。

偉大なるエンジニア、スティーブ・ジョブズ氏のご冥福をお祈り申し上げます。