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オトコノコ展vol.6 おわりました。

昨年から参加しているオトコノコ展が、おわりました。今年は箸にも棒にかからず、ランク外・・・昨年が2位頂戴したのでガックシ・・・涙目ウルウルで帰宅しました。

それでも、感想ノートに「映画のワンシーンのような」との感想が書かれてあるのがとてもうれしかったです。
20年以上聞き続けている小山卓治という大好きなミュージシャンがいるのですが、彼の詩は「ストーリーテリング」という手法で映画のワンシーンが脳裏に描かれるような曲なんです。僕は彼に二十数年影響され続けてきたので、写真にストーリー性を持たしたい!と思い、そのスタイルを「ストーリーシーイング(Storyseeing)」と勝手に名付け写真活動をしてきました。しかし、なかなかうまく表現できない事に長い期間、いや現在でも悩んでいます。今回の感想ノートに書かれていたこの一言で、ほんの少しだけど伝わった事がとてもうれしく僕にとってとても大きな糧になりそうです。

また、今回ははじめて発表会に参加したんですが、女性ばかりだったので、ちょっと浮いてしまいましたね。なんか場違いの空気が恐ろしく早く帰りたいモードになっておりました。いやぁ~緊張した(w

HDR加工(ハイダイナッミクレンジ)は、既に飽きられているが、風景写真などでは必須でもある。

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フィルム時代だとラチチュードと言っていたダイナミックレンジ。最近のデジカメにはダイナミックレンジを広げる機能がついているらしい。

僕は、PhotoshopでよっこらしょっとHDR処理をする。上の写真がソレ。

本来のHDRは、デジカメだとフィルムより狭いダイナミックレンジを広げる為に露出の違う複数の写真の明るい部分だけを現像する処理なんだけど、最近のは一枚の写真で出来るんだそうだ。スバラシイ

まぁ、あんまり大袈裟に処理すると箱絵の様になるので程々に。

LEICA M6TTL + AVENON 21mm + NEOPAN400(D76STOCK)

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夏らしい日に家族で海辺に行き、カニ取りをした。暑かった。

写真は、LEICA M6TTL + AVENON 21mm + NEOPAN400。いつもなら、希釈は、1+1又は1+3なんだけど、珍しくSTOCK。時間と温度に厳しい。ちょっと時間を越すとコントラストが上がる。やっぱり僕のようないい加減な男には1+3だね。現像時間長いけど、セコく使えるしな。

このAVENON21mmは、軽い周辺落ちと端にわずかな歪曲があるので被写体は必ず真ん中にもってくる。そうすることで、逆に被写体を中心とした、不思議な映像が浮かび上がる。やや固めで僕好み。

オトコノコ展vol.6 今年も参加します。

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昨年参加しました大阪中崎町のONE PLUS 1 ギャラリー主催の「オトコノコ展」に今年も参加します。

◎ONE PLUS 1 ギャラリー
 http://one-plus-1.net/

ちなみにその後にある「オンナノコ展」にも申し込みました。息子の仁篤と娘の尚音で応募です。

でわ

Pigment Print 顔料インクでプリント

最近注目されているPigmentPrintにとても興味がある。顔料インクでのインクジェットプリントは、マット系のアート紙にプリントできるので表現方法が数倍増える。しかも、最近のインクジェットプリントは、もう印画紙に現像するよりも綺麗にプリントできるのではないか?と感じている。実際に最新のプリンタでプリントしたものを見せてもらうととても綺麗だ。そしてこれまで選択できなかった紙を使う事でより豊かな表現を得ている。

暗室で現像するプリントは「写真をやっている」という実感があり、とても楽しい。しかし、新たな作品をつくる上でPigment Printは新しい表現方法として選択肢のひとつに入れるべきプリント方法のひとつである事は間違いない。

新しいものを誰よりも早く取り入れたパイオニアは、もう何人も存在する。声高に自慢するには・・・まぁ、今更感は拭えない。

そろそろ、センサーの取替可能なデジイチが欲しい

先に断ると、極端な表現だけど「レンズ×ボディ=デジカメ表現数」として銀塩カメラだと「レンズ×ボディ×フィルム=銀塩カメラ表現数」となる。言いたい事は、おわかりですね。

だったら、そろそろデジカメもセンサー交換可能なボディをだせばいい。リコーGXRは、その走りかもしれないがレンズとセンサーが一体では、リコーの組み合わせしか使えない。自分で組み合わせたいものだ。

デジカメは、現在も成長過程にある。特にセンサーはフィルムに比べ完成度が未熟でのびしろがあり、まだまだ期待できる。そして、もっとセンサー固有の写りが評価されるべき。特にマイクロレンズの傾きやエンジンアルゴリズムは、同じCMOSでも機種によって異なる。そういったものにひとつずつ名前をつけ、レンズとの組み合わせを楽しみたい。

最近、レンズとフィルムと現像液の組み合わせで、硬い絵作りに挑んでいる。自分が持っているものだけに限られるが、組み合わせを試行錯誤して探している。この試行錯誤が、とても面白くやめられない。

ネガ現像で一番悩むフィルムのカール。どうやったら曲がらない?

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昨日、ブローニーを1本現像した。フィルムの乾燥は、基本的に一夜干で行うが毎回フィルムが曲がる。35mmで一番曲がらない方法が一夜干だったのでブローニーも一夜干にしてみたが、写真の通りカールした。
いつもであれば、ここから本に挟んで10日間じっと我慢なのだが、早くみたいのでドライヤーを使った。

濡れたフィルムをドライヤーで乾燥させるとある程度のカールをコントロールできるのだが、かなりの熟練度が必要で以前やった時に僕はあちこちがボコボコになった。

で、今回は一夜干の後にドライヤーを使ってみた。濡れたフィルムの時と異なり、ドライヤーの影響が少なくゆっくり修正される。おぉぉーこれはいいぞ!素晴らしい!手袋をはめた手でフィルムを凸側に曲げてドライヤーをあてると曲がっていたフィルムがゆっくりと真っ直ぐになっていくではないか!(両手ふさがっているので写真なし)

ちょっとうれしいが、それでも一夜待たなければならないのは、まだ不本意。そう、僕はせっかちなんです。

iphoneの露出計アプリ Pocket Light Meter

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先日、露出計を忘れて夜撮に出掛けてしまい、露出計のないゼンザブロニカS2と僕は撮影場所で呆然としました。仕方ないので経験値で露出とシャッタースピードを決めて撮影開始。しばらくして休憩の為にマクドナルドでCafeTime。

マクドナルドでiphone片手に色々ネットに繋いで露出計アプリを検索したところ、すぐに見つかりました。「Pocket Light Meter」

このPocket Light Meterは、無料なんですよ。広告が表示されますが、115円又は600円で作者にビールを奢ると広告も消えます。とりあえずは、無料で利用開始。ISOを400に設定して露出を2.8で固定して被写体にiphoneのカメラを向けるとシャッタースピードが1/2と表示されました。ゼンザブロニカのシャッタースピードを1/2秒に設定して三脚越しにレリーズを押しました。

いやー助かりました。まだ現像していないので結果はわかりませんけど、それなりの結果がでれば作者にビール奢るつもりです。

現像したら、その写真UPしますね。

でわでわ

宝が腐る

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久しく暗室作業をしていない。スノーボードに夢中だったからではない。仕事に追われ、子供に追われ、クールな女の子に追われ、逃げずに全て引き受けた結果、暗室作業をする時間がとれなかった。<少々妄想アリ

そんな暗室もなんだかんだと機械が増えていった。もう、そのへんのレンタル暗室以上の装備かもしれない。引き伸ばしメーター、フィルムインサーター・・・ふつうなら持っていないハズ

でも、使っていない。

フィルムインサーターを購入

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チクマのネガシートとバインダーをずっと購入していたんですが、結構お金かかるので、中古のフィルムインサーターを購入しました。これなら、ロールシート400m×2個でも5000円ほど。しかも、6コマずつキレイに切ってくれる代物。これで随分節約できるはず。そのぶんフィルムを買おうと思う。最近フィルムがどんどん値上がってて、中国産のモノクロフィルム「ラッキー」を買ったりしてます。コダックの資本が入ってて、コダック技術のフィルムが安く購入できます。10本2000円ほど。ラッキー♪

でも、気分はスノボー♪

あともう一度ハチ高原に行って、GWに御岳に行こうと思ってます。

でわ

Photoshopを使って加工することは

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二つの花の写真。Phtoshopで加工しているのですが、加工前と加工後は随分と雰囲気が変わります。加工する狙いはそこなんですけど、正直いいのかな?と思う事は多々あります。

でも、いいんです。僕の写真はアートを目指しています。記録じゃないのですヨ。

結論でました。

FinePix X100 発表

フジフィルムから、やっとFinePix X100が正式発表されました。
http://www.finepix-x100.com/ja

昨年から、海外サイトでは噂になっており、筐体の写真がリークされた時は、その見た目に惚れぼれしてたんですが、その中身がようやく発表されました。

センサーは、APS-Cで1230万画素。たぶん、いや間違いなくA12だと思います。A12は2007年からのCMOSセンサーでどちらかというと旧型のセンサーです。正直ガッカリですね。NEX-5に搭載されているA14を予想していたんですが、どうして今更A12なんでしょうね。しかもレンズ固定で取り替えできません。

あのノスタルジックなボディで出すなら、フルサイズセンサーでLマウントくらいにしないと、あのボディに惹かれる層にはウケませんよ。

リコーはGXRにMマウント用のAPS-cユニットを発売するらしいです。これは人気でそうですね。フルサイズならもっとよかったな。


やっぱり、NEX-5かな

森村泰昌 なにものかへのレクイエム-戦場の頂上の芸術

見てきました。兵庫県立美術館で「森村泰昌 なにものかへのレクイエム-戦場の頂上の芸術」。

以前買ったPHTOGRAPHERS FILEに女装の写真で紹介されていて、とても気持ち悪い印象があったのですが、今回動画映像も含めて見た感想は、とても迫力のある模倣と感じました。パロディと書かないのは、批判的でもなければ揶揄もしていないと感じたからです。
正直「鎮魂」とも思えなかったですけどね。

それでも、森村泰昌扮する三島由紀夫の自衛隊駐屯地での演説は、心にグッとくるものがあった。
探したらありました。↓コレ
http://www.youtube.com/watch?v=v2b7dDGvVW8&feature=related

本当の三島由紀夫は、自衛隊駐屯地でクーデターを自衛隊員に促したが、野次られ演説を終える。そしてその後割腹自殺により生涯を終えた。
僕は三島由紀夫の事に触れる時、胸が熱くなる。文武両道とはこの方の為にある言葉で、とても多才な方だった。ノーベル文学賞候補に何度も名前が挙がるなど才能のある作家であったのに、ナショナリズムの塊だったのか理解できる言動の反面その行動には疑問が多く何故あのような最期だったのか?と何時も考えてしまう。
やっぱり憲法9条・・・改憲をしたかったのだろうか?
クーデターを起こし日本を理想国家に導きたかったのだろうか?

今回の森村泰昌の写真展には、薔薇刑の模倣もあるんだけど、細江さんはどのように思っているんだろう。そういえばTANTOTEMPOで細江さんの写真展が開催中だ。こっちも見に行こうと思う。

北義昭

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年末に写真展巡りをしている時に出会った写真を買った。作家は北義昭という。
知らない写真家だったが、どうしても欲しくなりその場で買った。
ネットで検索すると、でるわでるわ。かなりの実力者であり、多くの受賞履歴がある。検索で表示される画像は、どれも魅力的で硬く美しい。もう完全虜。

この写真は、インクジェットによる顔料印刷で、紙はたぶんアレ。名前が思い出せないが、たぶんアレ。なんだっけ・・・誰か教えて・・・・

銀塩ライカ価格暴落

ズマリット50mm/1.5が、19800円でオークションに出ていたので、冷やかしで20000円で入札したら、そのまま落札。気泡あり、前玉キズありだが、まさかの落札に驚いた。山崎さんで磨いても40000円でお釣りがくる。
早速届いたズマリットを同じ倶楽部のYさんに見てもらった。気泡無問題。キズ無問題。埃無問題。「全く問題ないじゃないですか」とのこと。倶楽部でこの方ほど、カメラに詳しい方はいないので、安心というかかなり得した気分になった。
しかし、それでも気泡は気になる。だって気泡があるレンズがあること自体不思議だ。出荷されてから気泡が出来る訳がなく、ライカが気泡を見つける事が出来なかった?まさか?!Yさんに食い下がる様に聞いてみたら、ビックリする返答だった。「以前のライカはレンズに気泡があっても問題ないといってます。だからそのまま出荷してますよ。」この様なことは、ライカに限らずニコン、キャノンでも当たり前のようにあったらしい。現在は気泡が入ることはないらしい。

以外にズミクロン90mm新品を3万円で落札。以前からポートレート撮影用に欲しかったレンズ。新品はなかなかないので、10万円で入札していたが3万円で落札。
明らかに入札が少ないし、額も低い。よく見ると新品の出品も多くコレクターが放出している模様。

とてもありがたい

おせち料理の撮影及びパンフ作成

今年もおせち料理の撮影とパンフ作成をしました。


どうぞ、たんぽぽ亭でおせち料理を。

写真とタイトル

現在、グループ写真展を開催しています。こちら↓

◎6I Photographer's
 http://www.6ips.com/memories.shtml

展示する写真にタイトルをつける事に直前になって決まった。運営側としては、ゆっくり見てもらうにはタイトルがあった方が良い。来場者は、ひとつひとつの写真見るときにタイトルがあれば方向性を示される事で考えて見るのではないか?そんな意図があった。


僕は、この写真のタイトルに「タイムマシンから落ちた」「あの時と同じ」のどちらにするか悩んだ。僕は普段写真にタイトルをつけないのでつけろと言われると、撮った後につけることになる。しかし、撮った後にタイトルをつける場合、タイトルそのものがひとつの演出になりタイトルの異なる同じ写真は、違う作品になるのではないかと考える。

同じグループに所属するYさんは云う。「写真が真実を写しているなんて嘘だよね。タイトルひとつで全く意味の違うものになるんだから。」

やっぱり、タイトルは演出のひとつだ。だったら、タイトルは必ずしも必要ではない。そしてタイトルをつけるのであれば、作品の演出としてしっかり考えた上でタイトルをつけるべきなのだ。

写真展を運営するということは、とても様々な事を考えさせられる。そして、誰の手も借りず試行錯誤をして写真展を開催することが、遊びとしてとても楽しい。誰かに習うというのは、楽しさが半減して何故か勿体無く感じる。もっと!もっと!遊びたい!
仕事が邪魔をするんです。あぁ・・・忙しい・・・

六アイフォトグラファーズのグループ展に出展します。

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所属している写真倶楽部の6I Photographers のグループ写真展に参加します。お暇な方、是非見に来てください。

詳しくは、http://www.6ips.com をご覧ください。

でわー

御苗場が終わり、さぁどうしようか。。。。。。

御苗場が終わり、次の展示に向けてどういう作品にしようか考えてます。
御苗場2010では、反省点も多くいい年して何やってんだ?と思う部分も多々ありました。あれだけ準備に時間をかけ用意周到で臨んだにも関わらず10日前にテーマを変更した事を悔やんでいる。
暗室道具を譲り受け気持ちが舞い上がり、急遽変更した。慣れない暗室や水張りで展示する必要性があったのか?舞い上がった結果、徹夜を余儀なくされ何度も現場に足を運び納得いくまで撮影を繰り返す事になった。

当初は、D50にオールドレンズをつけて子供をモデルに「闘え子供たち」というテーマで絵コンテまで用意して臨んでたのですが、子供たちが思うように動いてくれない事で撮影も進まず悩んでいるところに暗室用具を譲って頂ける申し出がありました。
以前から暗室用具を少しずつ揃えていたのですが、あっという間に全て揃い暗室作業にのめり込んでしまった結果、なぜか御苗場の作品も暗室で作ろうと思ってしまった。
ネガ現像は、以前から力を入れて様々な事をしてきたのでそれなりの自信があった。しかし、スキャナーでスキャンしてプリントするのと引き伸ばし機により現像プリントする事の違いに手間取った。スキャナーは引き伸ばし機で現像するよりも比較的細かい映像も拾ってくれる。コントラストを高め粒状感のある映像にしても暗い部分の映像が残るようなプリントをしたかったのだが、引き伸ばし機では、露光時間を長くとってもどうしてもその部分がプリントできない。スキャナでスキャンすれば簡単に実現できるものが引き伸ばし機では出来ない。これが徹夜の理由。
試行錯誤の末、現像の希釈を1:3まで薄め、露光を絞り長時間露光でなんとか実現できた。でも・・・でも・・・水張りで苦労し、展示の際に作品を落としたり疲れが後々被害を起こす結果になった。もう、若くはない。無理は禁物。40代は初老だとウィキペディアに書いてあった。苦労を糧にできる年齢ではないので、背伸びをしても伸びしろは少なく疲労だけが残るが、それでも時間というのは、人間を成長させる。

もうひとつは、今回大四切で展示したのだがライカで撮ったものはライカ比率のワイド四切で展示すべきだった。15mmの広角で撮ったものは尚更そのように感じた。

写真というのは、「撮る」「現像する」の二つの作業で成り立つ。趣味であるならば、現像するのを人に任せるのは楽しみが半減する。まだ写真を始めて2年程だが釣り、船の次に時間をかける趣味になった。金は今年一番かけているかもしれない。本当に楽しい。

12月2日から六甲アイランドファッション美術館4Fギャラリーにてグループ展を開催します。初めて自分達の手で開催します。是非、来てくださいな。詳細は後日掲載します。

以上

関西御苗場2010出展しております。

関西御苗場2010が昨日より開催しております。私も出展しておりますので是非、ご覧になって下さい。僕の写真を気に入ってくれた方は、是非投票して下さいナ

◎関西御苗場2010
http://kansai-onaeba.com/

今回は、自宅暗室による初めての現像で木製パネルも水貼りも初めてづくしの作品となりました。テーマは「昭和 老舗の追憶」。

バッチリ昭和チックな画になりましたヨ。増感して粒状感たっぷり出して、キレイな黒にこだわりました。そして毎回同様ストーリー性を持たせてます。ハイ

さぁて、目立ってるかな?

木曜日の夕方、会場に行きます。でわ

関西御苗場2010の出展の申込みしました。

今朝、関西御苗場2010の申込案内がきていたので、朝の9時前に申込を済ませました。
写真を始めてから、約2年。この間の成果を魅せつけてやろうと思います。実は関西御苗場用のネタもすでに考えてあり、しっかりと熟成したプランで撮影に挑もうと考えています。

今年、来年はとにかく狙います。目立つところへ昇ります。

◎関西御苗場2010
 http://kansai-onaeba.com/

大阪オトコノコ展 2位入賞

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大阪の写真展「オトコノコ展vol.5」に参加して、めでたく2位入賞でした。
http://otokonoko.one-plus-1.net/

僕の写真に投票してくれた方、ありがとうございます。

気に入った一枚だったんですけど、ネガを拭くスポンジを間違えて小さなキズをつくったり、何度もコントラスト調整しながら手焼きしたけど時間がなく、わずかな妥協でわずかに納得できないままの出展になりました。それでも気に入った一枚であることには間違いなく、自信を持って出展しました。

すました顔にアイスクリームで汚れた泥棒のような口元。

君のおかげで2位獲得。ありがとう。

暗室は楽しむところ

最近暗室を始めた。当初は現像液に浸し浮かび上がる画に喜びを感じたが、もうそれはない。それどころか逆にいったい暗室に何を求めていたのだろうと考えるようになった。

暗室をして得たものは、暗室という作業がわかったと言うこと。暗室をすれば何かが変わるという神格化された僕の妄想が砕け散ったということ。やっている事はフォトレタッチと何ら変わらない。覆い込み、焼き込み、みんなフォトショップにある。というかフォトショップのルーツの一部に暗室作業があったということ。

色々試したが作品は何らかわらない。

写真に熱くなれるのは今しかない。いつまでも熱くはなれないだろう。そういうものを別にもっているから。
だったら鉄が熱い今結果を出しておきたい。その様な思いで点数をつけられるグループ展に参加し続けている。
いずれ、「趣味で写真やってますねん」と熱さ忘れた写真オヤジになっているのは間違いない。ライカぶら下げて。あーヤダヤダ。

とにかく星が欲しい。しかし、暗室には星が貰える必殺技はなかった。

それでも暗室は続けるつもり。知らないテクニックはまだまだあるはず。逆に暗室にはないフォトショップのツールやフィルタを暗室に取り入れるのも面白いかもしれない。
遊び方は山ほど思いつくが星には関係ない。そういう意味で暗室は楽しむところだと思った。

フィルムか?デジタルか?

最近本当にこの話題が多い。雑誌で特集が組まれるくらいだから余計に意識して口にする人がいる。フィルムか?デジタルか?結論はでている。両方使えば良い。

同じレンズを使い同じ場所でフィルムとデジカメで撮った写真が同じになるわけじゃないし、フィルムの良さ、デジカメの良さを使い分ければ作品の幅は倍に広がる。あたりまえのことだ。

しかし、それでもフィルム市場は小さくなっていっている。先日、フジフィルムのネオパン1600の24枚撮りがなくなった。ダークレスを販売継続しているのに24枚を無くすのはオカシイじゃないか。24枚撮りは400だけになった。
ダークレスは簡単にネガ現像できるので撮ってすぐ見たい場合はとっても重宝していた。24枚ならまず失敗しないしね。
このフジフィルムの裏切りで、仕方なくタンク現像ばかりしている。クラブでダークレスを流行らそうとしていた矢先だったので余計にガッカリ。36枚は失敗の確率が非常に高いのでクラブでオススメできない。

まぁ、この話はさておき。このようにフィルムには自家現像という楽しみもある。面倒と思うか楽しいと感じるかは色々だが、科学反応で作品がつくれるってだけで僕は楽しい。普段コンピュータの仕事をしているのでPhotoshopで画像みるのも飽きて来たしね。それでもデジタルは今でも使っている。最近の流行はオールドレンズと低画素数のD50の組み合わせ。
いつもお世話になっているアイランドフォトJOEの社長の話では、昔のレンズはモノクロ専用だから色を考えたつくりになっていないからコーティング部分で色が乱反射する。ふーん、だから古いレンズで撮ると青っぽくなったり黄色っぽくなったりするのかな?
アイランドフォトJOEの社長は昔、自家現像をかなりやっていたらしいので困った時に頼りになるかもしれない。現状然程困っていないのであまり聞く事もないけども。性格上自分で試行錯誤するのが好きなんで。

まぁ、とにかく僕はデジ、フィルム両方使っている。どちら派でもない。

都築響一

木村伊兵衛写真賞受賞の写真家である都築響一のトークが神戸ファッション美術館で聞けるので行ってきた。自宅から徒歩5分だから行かないわけにはいかない。

ファッション美術館の知り合いの方に混み具合を事前に聞いたら、無料だから定員一杯になる可能性ありますよ。ってことだったので受付開始10分前に行くと2番目だった。あれ??
ところが僕の到着後来るわ来るわ・・・・気がつくと200人くらい並んでる。ちょっとしたトラブルもあり受付開始が30分くらい遅れたが開演は5分くらいの遅れだった。僕は一番前の正面に座った。

都築響一のトークは流暢でやさしい。そんな印象を受けた。内容はとてもwitで妙なものを被写体に「格好イイ」という表現で全体的に進む。都築響一の格好イイはuniqなものに与える称号であり話題としても笑えた。

一時間半を超えたくらいから腹の調子が悪くなってきた。でも予定が一時間半なので、もう終わるだとうと思って安心していたんだが、予定時間が過ぎても都築響一のトークは止まらない。そして僕の便意も止まらない。完ぺき主義ではないが最後まで聞きたい。どうしても最後まで聞きたい・・・・あっムリ。僕は物凄い勢いで退席した。超高速小走りで。

都築響一的に格好イイはず。

写真アートの悲しさを垣間見た

大阪でルノアール展が開催されている。平日にも関わらず大変多くの来場者で賑わっていた。絵画の人気が伺える。

帰りに写真新世紀で賞をとった実績のある写真家の写真展を見に行ったが客は僕一人だけだった。

帰りの電車で悲しくなった。写真アートは絵画に比べて一般に受け入れられていないと感じる。アートとしての評価は判らないが、アートとして認知されていないと思う。例えば、一般の方に世界的に有名な画家の名前を言って下さいと言えば多くの回答を予測できるが、世界的に有名な写真家となると、その回答は皆無に等しくなるのではないだろうか。

写真でメシを食う人は絵画でメシを食う人より圧倒的に多いだろうが、アートとしては、あまり知られていない。

写真展に行く人、アートな写真集を買う人は、もしかしたら写真に関わりがある人ばかりなのかもしれない。もしそうであるならば、僕は悲しい。

中山岩太写真展 私は美しいものが好きだ

中山岩太写真展を見てきた。

髪の長い女性の写真がこの写真展のポスターに使われており、この写真のリアリティに惹かれた。しかし、写真展の内容は真逆で幻想的なものがメインだったので少々驚いた。

プリント技術を駆使した作品が彼の持ち味で、その表現法により現実から美しいものを描いており、写真を用いたグラフィック。という印象を受けた。

あまり僕の求めているモノではなかったが、将来求める何かがあるかもしれない。そのような思いでボリューム感たっぷりの写真展を一時間程楽しんだ。

プロム・オイルプリントの写真は、質感がパステル画に似ていた。だったらパステル画の方が表現豊かなのでそちらの方が良い。写真という実物をそのまま写すカメラで被写体とは違うものを表現する意味は絵画という存在の前では意味が薄い。

この方の写真は、その時代にやった事に意味があり、その技術はデジタル主流の現代においては歴史的な扱いに他ならない。それを保存伝承するための写真展という意味合いが濃かったと思う。

その時代にこのような表現方法を編み出した中山岩太って写真家を凄い人だと思うし芦屋・神戸を舞台に活躍した人なので親近感も沸くのだが、なぜかこの人の写真に魅力を感じなかったんですよね。

山西崇文写真展「UNINSTALL」見てきました。

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僕が好んで読んでいる雑誌「カメラライフ」に連載している山西崇文さんの写真展を見に大阪・福島の「photo gallery Sai」に友人Umikoさんと行ってきました。

行く気になったのは、この写真を見たから。

メインの被写体がボケている。亀爺なら文句タラタラもんのこの写真に惹かれたのは、この少年の表情を想像してしまう事と周辺落ちと少年のボケが格好良く見えたから。

行くと本人さんが居た。プロの写真家と話をする機会は僕にはあまりないので色々と質問させてもらったが、気さくになんでも答えてくれるし、ギャラリーの赤阪友昭さんとの会話も面白かった。赤坂さんは、波止場の山本さんのお知り合いで大学の先輩後輩なんだと知った。

写真展は、ネタバレなので語りませんが是非見に行って下さい。被写体に目を背けないリアリティさが山西さんの旅を感じさせます。あと、流れている音楽の合間に山西さんと旅先の店の少年とのやり取りが流れますが、かなり面白いです。

最後に関西人として、エッセーにあるアレは、関西三文字でお願いしたいですね。○なしで。

◎山西崇文 写真展 UNINSTALL
 http://photo-sai.com/

大きく引き伸ばした時にわかること

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かなり気合をいれて撮った一枚。カメラはゼンザブロニカS2。
ネガを見て、思ったとおりに撮れていると確信してJOEで四つ切に引き伸ばしてもらった。ところ・・・ほんのわずかに花ビラがぼけている。

この写真の主役は、周りのボケた葉や花など。中央の花びらは脇役で絶対ピントがあっていてこそ、周りのボケが映える。2Lだとバチリだったんだが、四つ切サイズではNG!

やっぱり大きくしないとわからないよね。残念。

ズミクロン50mm/2.0 第一世代を借りて

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ズミクロン50mm/2.0 第一世代を借りている。アサヒカメラで世界一の解像度を記録したレンズで現在でもその高解像度記録は世界一を維持している。
モノクロフィルムしかなかった時代のレンズなので、モノクロから試してみた。

うーん。ボケ味が気持ち良い。ボケててもクリアに抜ける?こんな感じ。そしてピントが合えばシャープな描写。絞れば落ち着いた雰囲気を醸す。

とりあえず、これも自家現像。スポンジを間違えて粗いのでこすってキズがついちゃったけど(w
しかし、モノクロは簡単でいいね。色という要素がないから限定された世界観を易く作れるのでシャッターチャンスも多くなるし、現像も簡単。僕にとっては疲れた時の逃げ道になるかも。

でわでわ

オトコノコ展vol.5に申し込みました。7月開催です。

仕事が忙しい中、なにげにオトコノコ展に申し込んでしまった。

◎オトコノコ展vol.5
http://one-plus-1.net/2010girls_boys/boys/index.html

長男がいるのでオトコノコの写真は、毎日でも撮れるから・・・・忙しいながらも申し込んだのは、そんな安易な考えがあるから。

今回は、撮る前に下書きをしてその通りに撮ってみる事にする。デザインを考えてから撮るということ。7月まで時間がたっぷりあるので色々試そうかと思う。

雑誌への投稿も再開しようと思う。

でわでわ

上沢写真機修理店にお願いしていたミノルタAL-Eの修理がおわりました。

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M6同様に大事に使っているミノルタAL-E。これまで大阪の修理店に2回出し治らず、大阪の別の店では部品がないので修理できませんと言われたカメラ。諦めていたのですが、地元神戸にある上沢写真機修理店さんに最後の望みをかけて頼んでみた。

上沢写真機修理店は、上沢のマンションの一室で作業している修理店さんで僕よりひとまわり若い方が店主さん。マンションの一室の中には机とPCとシャッター速度を計る機械。そして横の棚には全国から届いているのであろう修理を待つカメラと修理を終えたカメラが数十個並ぶ。
お会いした上沢写真機修理店さんは、とても真面目そうな方で大事なカメラを預けても安心できそう。やっぱり大事なカメラは修理する方とお会いして渡したい。

約一ヵ月後の昨夜、修理完了のメールが届く。仕事中だったが地元写真倶楽部が当日あったので、間に合わせる為にすぐに取りに伺った。巻き上げ不能だったレバーは素直に動き、シャッターは各スピードでおりる。露出を色々と変えてシャッターをきる。但しオートだけはやめておく。電子回路を使う部分は修理できないと上沢写真機修理店さんが言っていた事を思い出したので。何度もシャッターをきり、触った感じではOK!ひとまず安心。

あちこちにお願いして治らなかったので本当は少し心配していたが無用だったようだ。

1968年生まれで僕と同い年のミノルタAL-E。優しく優しく、かさぶたの様に、女性のように扱わないと機嫌を損ねてしまう可愛い昔憧れた香坂みゆきのようなカメラ。でも年齢的には熟女なんだよな・・・・あーでも、香坂みゆきも今では十分熟女か・・・

自家カラー現像は思ったよりも簡単だった。

自家カラー現像を行ったのでメモ代わりにご報告。

フジフィルムから販売されているダークレスキットというモノクロ現像キットがあります。名前の通りダークレスで暗室が必要ありません。どのようなものかと言うとパトローネのまま現像液に浸すので光にあたる事がない=暗室不要というわけです。

このダークレスにカラー現像液ナニワカラーキットNを使ってカラー現像を行いました。

初めて現像したものです。
茶褐色なので銀がとれていないことが判ります。漂白時間が短いのです。色も空の青い色が出ていませんので発色不足でもありますね。














これも初めての現像分。
おまけにムラもありますね。36枚撮だったのでパトローネ内でうまく攪拌ができなかったようです。














これも初めての分。








2回目は発色液を2割濃くつくりました。
なんとなく色がよくなったような・・・・でも、まだムラがあります。12枚撮りなんですけどね。




3回目は漂白時間を20分くらいにして、ところん漂白しました。結果は左の通り、良い出来栄えじゃないですか。後は埃などをどうするかですね。





息子のピアノ写真。やっぱり埃やキズが目立ちます。拭く時にどうしても埃が・・・・空気清浄機と強烈なドライヤーが必要と思われます。
















冬なので現像水温38度を維持するのが難しいです。パトローネを漬けただけで水温が30度以下まで落ちるので45度くらいから始め42度のお湯で湯煎しながらの作業となります。
発色作業は短くても長くても駄目で、丁度良い温度と時間で処理する必要があります。漂白と定着は同時に行いますが、長くしても特に問題はなさそうなので常に長く処理するように心がけています。
36枚撮りはちょっとダークレスでは無理があるような気がします。メインで使っているコダックEKTAR100は36枚撮りしか売っていませんので、次回はダークバックとパターソンの現像タンクで試してみようと思います。

でわ

いったいどうやって、いつ混入したのか

この写真の右上に白いゴミが映っている。小さくするとあまりよく見えないかもしれない。最初はスキャン時に入ったのだろうと思っていた。
スキャナーでフィルムスキャンする際、埃が混入する場合があり、そんな場合は再度フィルムスキャンを埃除去モードにてスキャンを行う。この場合も同様にスキャンしたのだが、白いゴミが除去できない。

Ummmmm・・・


で、フィルムルーペにフィルムを通して見たところネガの同じ場所に黒い点を見つけた。もしやと思い確認したところ前後するネガ全て同じ場所に黒い点がある。

Ummmmm・・・

まさかと思い愛するレンズ「Voigtländer SUPER WIDE HELIAR 15mm F4.5 Aspherical」を確認すると奥のレンズに白いゴミが混入している。しかも二箇所も・・・ひとつはかなり大きい。

Ummmmm・・・

いったいどうやって、いつ混入したのか・・・

粗い。。。。。どうして?

Leica M6TTL Japan2000NSH + Carl Zeiss BIOGON-T*2.0/35 ZMLeica M6TTL Japan2000NSH + Carl Zeiss BIOGON-T*2.0/35 ZMにKodak 400の組み合わせで撮った写真。夕方の六甲アイランドマリンパークからの景色。以前から何度も撮っている景色だけど港湾キリンが三匹並ぶ事はこれまで少なかったので気合が入って撮った写真。手ごたえも十分だったしネガを見ても思った通りで満足していたが、スキャンしてビックリ。大きな粒子の粒状が粗く印刷された。何度も設定を変更してスキャンしても同じだった。
フィルムISOも1600等ではなく400だ。粗くなるわけがないはず。シャッタースピードを長くしたから?いやいや・・・フィルムが古い?いやいや最近買ったよ。
A3で印刷しようと思っていただけに・・・とっても悔しい。

でわ

Photologの写真画像の画質を向上させました。

Photologのシステムは、管理画面から画像を登録すると自動的に解像度を下げてJPEGを生成するscriptを作ってUPしているのですが、どうしても低画質だったので悩んでおりました。
解像度を変更する際に使うImageMagickに画質の指定があったので、デフォルト70を指定95に変更しました。

既にUPしているものは変更されませんが、本日以降にUPされるものは多少画質が良くなると思います。

以上

モノクロをやってみた。

ファイル 10-1.jpg

モノクロはあまり好きではない。表現の幅をどうして削るのかわからないのと、モノクロってだけで写真がオシャレに見えるのが気に入らない。

モノクロ写真で賞をとった人は少ない。らしい。

モノクロ写真は評価するものではないと思う。小学生の頃、絵描きの先生の下で木炭画を毎週書いていた。その頃は何も考えずに言われた事をやっていたが、今思えば濃淡による表現を勉強していたんだと思う。光を意識するってこと。立体感を出すために遠近法や光のグラデーション、光の角度を揃えるなど色々指導された。しかし、展示会用ではパステルで書かされた。
そういう意味でモノクロは練習用ではないかと思ってきた。

実はフィルムを間違って買った。交換時に気づいた。間違いついでだ。撮ってみようという気持ちになった。やるなら真剣にやろうと濃淡を意識して絞った。が使える写真は少なかった。
http://www.kumagai.be/gallery2.html?g=09l3thq

モノクロね。ノラクロっぽくてね。リアリティがね・・・まぁ言い訳ですけどね。

でわ

Voigtländer SUPER WIDE HELIAR 15mm F4.5 Aspherical

現在僕の流行レンズは「Voigtländer SUPER WIDE HELIAR 15mm F4.5 Aspherical Fマウント」

入手した経緯は、ネットでの衝動買い。本当は京セラのCONTAX G用に作られたHologonをMマウントに改造したものを購入しようと探していたんだけど、偶然ネットでこいつと出会った。値段も非常に安かったw
値段は3万円以下で届いてビックリ新品だった。

使ってみた印象は、これまでにない周辺落ちと超広角でありながら曲がらない線の二つの効果が素晴らしい雰囲気を作り出す。

D50+Voigtländer SUPER WIDE HELIAR 15mm F4.5 Asphericalまず、Nikon D50で使ってみた。前記した通りミラーを手動で押し上げるのでレフなしでファインダーからは何も見れない。付随の15mmファインダーは邪魔になるのとD50はAPS-Cなので実際には22mmくらいになるので使えない。だからノーファインダーでピントは距離感で適当に合わせ使っている。
画は周辺落ちがひどい。APS-Cにより上下左右が削られてもかなりの周辺落ちをする。その理由は後で解説する。








Nikon FE+Voigtländer SUPER WIDE HELIAR 15mm F4.5 Aspherical次に友人からNikon FEを借りて撮ってみた。あまり周辺落ちしない。そしてフルサイズでの15mmそのまんま広角で撮られる画はAPS-Cでは味わえなかった遠近感と直線が素晴らしい。110度は伊達じゃない。目で見るよりも視野は広くなる感じ。
使う際は、こちらはファインダーをつけてピントはD50同様に適当な距離感で合わせている。露出は固定なのでシャッタースピードで調整している。








D50における過度の周辺落ちについて調べてみた。デジに広角を着けるとよく周辺落ちするらしい。その理由は、広角レンズを使うと光が斜めに入る為にイメージセンサーが光を反射してしまい、映像を捉えにくい現象が起こっている。フィルムの場合は、光が斜めに入っても反射が少なく映像がしっかり残るわけです。
そうなるとデジのフルサイズを使用した場合は、現状ASP-CのD50であれだけ暗くなるわけですから、もっと暗い面積が増える事になる。来年あたりデジ一眼のフルサイズ買おうと思っていただけに少々ブルー。

おせち料理

ファイル 5-1.jpgファイル 5-2.jpg

おせち料理の撮影してきました。報酬はおせち料理。おいしく頂きました。
写真のセットで21,000円です。是非、ご注文ください。

写真にストーリーを

小山卓治というミュージシャンがいる。彼の詩は常に映画のワンシーンを想像させるストーリー性を持っている。精神面を歌う心に響くような歌詞ではなく、聞いていて映像が脳裏に浮かぶような詩だ。

僕は、そのような写真を撮りたい。

見る人に物語を連想させたい。その先に感動があると思う。