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写真とタイトル

現在、グループ写真展を開催しています。こちら↓

◎6I Photographer's
 http://www.6ips.com/memories.shtml

展示する写真にタイトルをつける事に直前になって決まった。運営側としては、ゆっくり見てもらうにはタイトルがあった方が良い。来場者は、ひとつひとつの写真見るときにタイトルがあれば方向性を示される事で考えて見るのではないか?そんな意図があった。


僕は、この写真のタイトルに「タイムマシンから落ちた」「あの時と同じ」のどちらにするか悩んだ。僕は普段写真にタイトルをつけないのでつけろと言われると、撮った後につけることになる。しかし、撮った後にタイトルをつける場合、タイトルそのものがひとつの演出になりタイトルの異なる同じ写真は、違う作品になるのではないかと考える。

同じグループに所属するYさんは云う。「写真が真実を写しているなんて嘘だよね。タイトルひとつで全く意味の違うものになるんだから。」

やっぱり、タイトルは演出のひとつだ。だったら、タイトルは必ずしも必要ではない。そしてタイトルをつけるのであれば、作品の演出としてしっかり考えた上でタイトルをつけるべきなのだ。

写真展を運営するということは、とても様々な事を考えさせられる。そして、誰の手も借りず試行錯誤をして写真展を開催することが、遊びとしてとても楽しい。誰かに習うというのは、楽しさが半減して何故か勿体無く感じる。もっと!もっと!遊びたい!
仕事が邪魔をするんです。あぁ・・・忙しい・・・