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僕の楽しみ二十年計画

もう、日本の景気が上向く事はないのじゃないかと心配です。

景気対策はタイミングが重要ですが、内需拡大や少子化対策などの長期計画があっての景気対策です。もう、ずるずる人口が減ってゆくのを止める事ができないところまできてしまった様です。デフレで収入が減り、競争で職を失い、自由化が楽しいのは最初だけだという事にやっと気づき、若い成人達にとって現代社会は、結婚して子育てができない生活水準に突入しました。

この一年の動きが、この先10年を決めます。とTVで専門家が言ってたが、民主党は党首選で国政どころではないようです。

グローバリズムに踊らされナショナリズムを忘れた企業は海外へ拠点を移していきます。それは今後更に加速され、生産拠点だけでなく本社の海外移転も検討されだしました。働く場所は、どんどん無くなります。すでに落ち込んでいる消費は更に落ち込みます。デフレスパイラルは、様々なものを巻き込み新築マンションが1980万円の時代がきたのです。建築会社は、人口が減ってゆくのにマンションを建て続けます。これは、サメの呼吸のように建てないと生きてゆけないからです。不動産会社の倒産、建築会社の倒産が増えるでしょう。土地は値下がり続け、住宅ローンだけが重く重く残るのです。国民新党の亀井さんは、この事に気づいておりモラトリアムの実施を提案しておりましたが、反対意見も多く実現は難しい。焦げ付く前に銀行は動くだろうが、取り上げる事しかできないかもしれない。

先日、某信託銀行の方と話をしました。政府は、未だに国民が旧札紙幣を箪笥預金していると思っているが、そんなものはもうありえない。既に海外に投資されアメリカ金融不安と同時に紙くずになっている。箪笥預金なんて誰の金かもわからない金だから、無くなった事もわからない。郵政民営化の狙いはここにあったが、軟着陸はできず金融機関の倒産が相次いだ。

先行き不安だ。だから精一杯がんばらなければならない。どんな状況にあっても、将来あるわが子は生きてゆかなければならない。四歳の娘は、将来父さんと結婚すると言っている。本当だ。僕はそれだけで十分幸せだが、娘はそうはいかない。いずれわかる。わかってから数年後一緒にバージンロードを歩かなければならない。娘の目を見ながら片足ずつ歩を進める。そして娘が選んだ奴にしっかりと渡さなければならない。そんな日が来るのを僕は楽しみにしている。同時に僕の子育てはそこで終わる。晩年、僕はファンキー丸で酒を呑んでいる。