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自家カラー現像は思ったよりも簡単だった。

自家カラー現像を行ったのでメモ代わりにご報告。

フジフィルムから販売されているダークレスキットというモノクロ現像キットがあります。名前の通りダークレスで暗室が必要ありません。どのようなものかと言うとパトローネのまま現像液に浸すので光にあたる事がない=暗室不要というわけです。

このダークレスにカラー現像液ナニワカラーキットNを使ってカラー現像を行いました。

初めて現像したものです。
茶褐色なので銀がとれていないことが判ります。漂白時間が短いのです。色も空の青い色が出ていませんので発色不足でもありますね。














これも初めての現像分。
おまけにムラもありますね。36枚撮だったのでパトローネ内でうまく攪拌ができなかったようです。














これも初めての分。








2回目は発色液を2割濃くつくりました。
なんとなく色がよくなったような・・・・でも、まだムラがあります。12枚撮りなんですけどね。




3回目は漂白時間を20分くらいにして、ところん漂白しました。結果は左の通り、良い出来栄えじゃないですか。後は埃などをどうするかですね。





息子のピアノ写真。やっぱり埃やキズが目立ちます。拭く時にどうしても埃が・・・・空気清浄機と強烈なドライヤーが必要と思われます。
















冬なので現像水温38度を維持するのが難しいです。パトローネを漬けただけで水温が30度以下まで落ちるので45度くらいから始め42度のお湯で湯煎しながらの作業となります。
発色作業は短くても長くても駄目で、丁度良い温度と時間で処理する必要があります。漂白と定着は同時に行いますが、長くしても特に問題はなさそうなので常に長く処理するように心がけています。
36枚撮りはちょっとダークレスでは無理があるような気がします。メインで使っているコダックEKTAR100は36枚撮りしか売っていませんので、次回はダークバックとパターソンの現像タンクで試してみようと思います。

でわ