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数時間で人生を学んできました。本当にありがとうございました。

2012年7月7日七夕である昨夜、家族全員で姫路で整形外科をされている僕のお客様の医院の開業10周年のお祝いに行ってきました。
カメラ、特にライカを趣味に持つという事で僕と共通点のある先生ですので、仕事での7年のお付き合い以上に僕にとってはとても親しみのある方です。実はこっそり尊敬もしています。

10周年にジャズライブ。PM6:00開始予定のライブは、5分遅れで始まりました。子供がぐずるといけないので、100分を予定しているライブでしたが一時間くらいで帰るつもりでいました。が、ライブが始まってすぐにホンモノの音に魅了され耳と目は釘付け、気が付けば最後までライブを聞いていました。

http://www.kurisei.com/diary.html?kiji_id=54161051120_17087&tar_l=0&sk=

ジャズライブは、ジャズミアニスト小野孝司さんをメインに木村知之さん(Base)、東俊之さん(Drums)、宮哲之さん(Tenor Sax)の演奏で始まり、途中先生もキーボードで参加したり先生のご友人がピアノやハーモニカで参加したり、本格的なプロの演奏にアットホームな雰囲気が混ざる医院の10周年を飾るとても素晴らしいライブでした。

この日、僕は三つのモノを得た。
ひとつは、ピアノを習っている娘がライブに夢中になり、あれだけ嫌がっていたピアノを帰りの車の中でピアノを続けるって言ったこと。
二つ目は、ライブに関心を持たなかった本好きの長男が、医院の女性から七夕の願い事を書く紙を渡された時に自分で「本を書く人になれますように」と書いたこと。
三つ目は、より高い生きる目標を見つけたこと。僕は震災で家族を亡くしました。ひとりぼっちになったとき、僕を支えてくれる人はいないと感じとった時に力強く生きる事と楽しんで生きる事の二つを人生の目標にしました。
この10周年ライブは院長先生が生きてきた人生の一部分が見え隠れします。整形外科という看板を背負い、従業員を背負い、家族を背負い、多くのものを背負っているのに笑いながら写真を撮り、キーボードを弾き、ビデオ編集をしたり、薔薇を育て、レンズのウンチクを語り、スキーをする。驚異的に人生をとても楽しんでいる。そして院長先生の周りはホンモノ志向の方々で埋め尽くされている。奥さんは美人だし、娘さんは可愛いし、お子さん三人産んで育てて少子化にありながら人口増加に貢献しているし、僕の理想そのままなんです。
あらためて先生を尊敬し、こっそり目標にさせて頂こうと思います。本当にありがとうございました。たった数時間で人生学びました。あまりにも偉大すぎる先生に感謝します。